#006【大アルカナ】

大アルカナについて

78枚あるタロットカードの中で、一般的なイメージで「タロットらしい」と言われるのが大アルカナのカードです。

大アルカナ22枚には、様々な寓意画が描かれていて、どのカードもとても魅力的です。特にハーバルタロットカードの場合は、ハーブが描かれていますので、見た目にも親しみやすいのではないでしょうか。

初級講座では主に大アルカナ22枚を学び、占えるようになる事を目指していきます。
プロの占い師も大アルカナだけで占う方も多く、まさに大アルカナはタロットカード占いの醍醐味です。

それではさっそく、下記One Point Lessonをやってみましょう。

One Point Lesson

大アルカナのカードを1枚選び、テーブルに置きます。

そのカードを見て、

このカードの数字は「〇〇」「〇〇〇」のカード。

と空で言えるようにしましょう。

実際のカードでは「0〜ⅩⅪ」のようにローマ数字で表記されていますので、まずはアラビア数字で言えるようにしましょう。

さらに、カードに記された英語表記日本語で言えるようにしましょう。例えば「The Magician」「魔術師」です。

簡単な事ですが、初めにしっかり頭に入れておくことで、大アルカナ22枚をイメージしやすくなると思います。

お送りしている資料「大アルカナ一覧」を参考にしながら行ってみましょう。

例えば、こちらのカードは

数字は「8」「力」のカードです。

 

さて、続いてはいよいよ大アルカナ22枚の意味を覚えていくレッスンです。

大アルカナの意味を覚える方法

大アルカナの意味を把握するために、下記①〜③をしっかりと頭の中に入れましょう。

①物語として覚える

それぞれのカードを、簡単な「物語」のようにイメージしてみます。

例えば「1. 魔術師」の場合は…

黄金に輝く光に包まれている魔術師は、神聖なエネルギーを操り、何事も良い結果に導き、迷いや悩みから解放させてくれる象徴です。
〈中略〉
カップは「愛情」、ペンタクルは「物質」、ソードは「理性」、ワンドは「意志」を意味しています。
つまり魔術師は、万能な力を操り、未来を創る能力がある事を意味しているわけです。

「物語」として頭に入れる事で、『魔術師のカードは、なんとなく大きな力を持っているカードのようだ』というように、漠然としたイメージが掴めるかと思います。

イメージが掴めたら次に行うのが、

②一言のフレーズで覚える。

例えば「1. 魔術師」の場合は…

「準備万端、行動するのみ。」

フレーズで覚える事によって、魔術師のカードには「勢い」を感じることが出来ると思います。

そして最後は、

③キーワードで覚える。

こちらは、より具体的にカードの意味を表現するための複数のキーワードをセレクトしています。

キーワードを覚えるだけでもかなり占えるようになりますので、しっかりと頭の中に入れてみましょう。

 

各カードの意味を学ぶ

「78枚のカード(全カード)概要」でご覧いただいたかと思いますが、下記のページが大アルカナの一覧ページになります。

一覧の絵柄をクリックする事で、それぞれのカードの意味が書かれたページに飛ぶことが出来ます。

それぞれのページに、「物語」「フレーズ」「キーワード」の3つのカテゴリーがありますので、各ページを見て覚えましょう。

それでは、大アルカナ22枚じっくりと取り組んでみてください。

http://tarot-jhtrl.com/herbal_tarot_majorarcana_001/