大アルカナについて
78枚あるタロットカードの中で、一般的なイメージで「タロットらしい」と言われるのが大アルカナのカードです。
大アルカナ22枚には、様々な寓意画が描かれていて、どのカードもとても魅力的です。特にハーバルタロットカードの場合は、ハーブが描かれていますので、見た目にも親しみやすいのではないでしょうか。
初級講座では主に大アルカナ22枚を学び、占えるようになる事を目指していきます。
プロの占い師も大アルカナだけで占う方も多く、まさに大アルカナはタロットカード占いの醍醐味です。
それではさっそく、下記One Point Lessonをやってみましょう。
One Point Lesson
大アルカナのカードを1枚選び、テーブルに置きます。
そのカードを見て、
このカードの数字は「〇〇」で「〇〇〇」のカード。
と空で言えるようにしましょう。
実際のカードでは「0〜ⅩⅪ」のようにローマ数字で表記されていますので、まずはアラビア数字で言えるようにしましょう。
さらに、カードに記された英語表記を日本語で言えるようにしましょう。例えば「The Magician」は「魔術師」です。
簡単な事ですが、初めにしっかり頭に入れておくことで、大アルカナ22枚をイメージしやすくなると思います。
お送りしている資料「大アルカナ一覧」を参考にしながら行ってみましょう。
例えば、こちらのカードは
数字は「8」で「力」のカードです。
さて、続いてはいよいよ大アルカナ22枚の意味を覚えていくレッスンです。
大アルカナの意味を覚える方法
大アルカナの意味を把握するために、下記①〜③をしっかりと頭の中に入れましょう。
①物語として覚える
それぞれのカードを、簡単な「物語」のようにイメージしてみます。
例えば「1. 魔術師」の場合は…
〈中略〉
カップは「愛情」、ペンタクルは「物質」、ソードは「理性」、ワンドは「意志」を意味しています。
つまり魔術師は、万能な力を操り、未来を創る能力がある事を意味しているわけです。
「物語」として頭に入れる事で、『魔術師のカードは、なんとなく大きな力を持っているカードのようだ』というように、漠然としたイメージが掴めるかと思います。
イメージが掴めたら次に行うのが、
②一言のフレーズで覚える。
例えば「1. 魔術師」の場合は…
「準備万端、行動するのみ。」
フレーズで覚える事によって、魔術師のカードには「勢い」を感じることが出来ると思います。
そして最後は、
③キーワードで覚える。
こちらは、より具体的にカードの意味を表現するための複数のキーワードをセレクトしています。
キーワードを覚えるだけでもかなり占えるようになりますので、しっかりと頭の中に入れてみましょう。
各カードの意味を学ぶ
「78枚のカード(全カード)概要」でご覧いただいたかと思いますが、下記のページが大アルカナの一覧ページになります。
一覧の絵柄をクリックする事で、それぞれのカードの意味が書かれたページに飛ぶことが出来ます。
それぞれのページに、「物語」「フレーズ」「キーワード」の3つのカテゴリーがありますので、各ページを見て覚えましょう。
それでは、大アルカナ22枚じっくりと取り組んでみてください。
http://tarot-jhtrl.com/herbal_tarot_majorarcana_001/